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2005年8月 2日 (火)

サドゥンリー・エブリシング・ハズ・チェンジド Suddenly Everthing Has Changed

iTunes Music Storeもうすぐ解禁のようですが(ホント?)、楽しみである反面、少しだけせつない感じもするのです。
今後、音楽を手に入れるのが画期的に便利になりそうですが、これは音楽がさらにカタログ化していくということです。膨大な音楽(のデジタル化されたデータ)がアルファベット順(あいうえお順?)に並べられて、モニター上で数センチのアルバムジャケットがおまけのように付いてきて.....

LPやCDなどを買うということは、そのパッケージを手に入れることです。つまりジャケットの作りや質感、そしてそのデザインを自分のモノにすることができるということですよね。ジャケットを開いて、よくわからないけどクレジットを見たり(知っている名前があると嬉しい)、ファンや家族に向けて一言書いてあったりするなーと思ったり、そこで旬なデザイナーやアーティストの名前を知ったり、ジャケットそのものをちょっと部屋に飾ってみたり...する機会はこれから減ってくるんでしょうね。
それからiTunes Music Storeではアルバムを曲単位で買うことができるようですから、 "はずした曲"も含めてそのアルバムそのものが好き!というのも無くなってくるかもしれませんね(アーティスト側の感覚も変わってくるでしょうか)。

でもiPodで音楽を聴くようになって良いこともあります。シャッフル機能でこの曲の次にこれはないだろう、という組み合わせが結構良かったりしてびっくりすることがありますし、もう一生聴かないだろうと思っていた曲がふと流れてきたりということもあります。デジタルデータが並列に並んでいることの強みでしょうね。
90年代にrare grooveという言葉が流行った頃は、年代やジャンルを超えていいものへんなものがたくさん発掘されたものですが(結構面白いコンピレーションとかあったような)、アニメソング、ジャズ、ロック、ラウンジ、映画音楽などジャンルにこだわらず、音楽が本当に並列に並ぶ(デジタルデータとして)時代なのかもしれません。在庫処理でプライス・オフなんていうものは無くなるんでしょうか。

SC inc.さんのブログを読んでいたら "ギャング・オブ・フォーやモノクローム・セットなどが 「オススメ」なんていうタグが貼られ リマスターされたものが簡単に手に入るよりも 何大怪獣を憶えるようにしてニューウェーヴのバンドの系図を 自分なりに作っていた方が何か楽しいような気がする。" とあって妙にしっくり来るモノがありました。何となくしんみりです。それでこんなことを考えてしまいました(ごめんなさい、無断引用です)。
音楽のネット配信が当たり前になったとき、今と同じ気持ちで音楽に向き合えるかちょっとだけ心配になっているワタクシです。

flaming-lips
今日のなんとなく切ない気分にThe Flaming Lipsがマッチします。

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コメント

偉そうに書いてしまったので何だか恥ずかしいですが
誰かに引用される言葉だったのなら
まぁ良いかと(笑)

ブログのBooksのとこにイーノの言及を加えておいたので
お暇なときにど~ぞ!
http://ameblo.jp/blue-monday/

で、僕はi-Podは出た当初欲しかったのですが
これだけ普及すると今更欲しくもなくなったし
自宅にPCがあるわけでもないし
曲の録音もPCやらMacも使ってないし・・・・
DLなどそっちばかり活発になると困ります。

投稿: SC | 2005年8月 3日 (水) 17時47分

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