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2005年8月26日 (金)

エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス Everything In It's Right Place

丸山茂雄さんのブログをのぞいていたら、''能動的な音楽好き''という言葉が目に入りました。以下引用させていただきます。

「....''能動的な音楽好き''とは、

現役のミュージシャン
現役のアマチュアミュージシャン
挫折ミュージシャン
元アマチュアミュージシャン
友達がミュージシャン

と定義しました。....」

「....''能動的音楽好き''は、ちゃんとこの日本に生息しています。今、TV番組や、ラジオ番組が取り上げる音楽が、片寄っているから、''能動的音楽好き''は、横を向いて、隠れているのです。
mF247 がカッコよくて、面白い音楽を紹介できたら、''たくさんの積極的、能動的な音楽好き''が、姿を現すと思いませんか?....」

長々と引用させていただきましたが、とても面白い文章です(是非全文読んで下さいね)。私は、楽器が全くできませんので''能動的な音楽好き''とはいえないですが音楽ファンではあると思っています。"受動的な音楽好き"かもしれません。
音楽的知識はないくせに、えせ評論家的にブログに文章を書いたりするのがとても楽しいのです。どうしてこうなったのかを考えてみますと、やはり中学、高校から大学にかけて割といろいろな音楽をたくさん聴いたことにあると思います。その頃はじめて貸しレコード屋さんが町の中にあらわれてきたのですけど(当時よく行っていた貸しレコードやさんはとても小さなお店で、輸入盤のレコードがたくさん置いてありました。誰のセレクションだったのかは判りませんがNew Wave系統が多かったです)、レコードを買うお金はなかったのでせっせと通っていました。
また、当時は情報が余り無かったので、ロッキングオンを毎月買って隅から隅まで読んでいましたね。この雑誌のいかにも素人が書いたような評論はあまり好きではなかったですけど、インタビューとか新しいアーティストの情報は重宝しました。記事を読んで次に何を借りて聴くかをいつも考えていました。あとミュージシャンのポートレイトはセンスが良いものが多くて切り取って壁に貼ったりしていました(懐かしいなぁ)。

ちょっと話が横にそれました。音楽好きを増やすためには、当たり前の結論なんですが、若い頃にとにかくたくさん聴くことが大事だと思うんです。それはアイドルものでもJ-POPでもなんでもいいと思います(それをきっかけに聴く音楽の幅、あるいは深さが広がればさらに良し)。ある一時期聴き狂ってそれからさっぱり音楽を聴かなくなったとしても時間とお金に余裕ができたら、また聴いてみようかな、という風になると思うんです。アイドルの再発モノは、こんなの誰か聴くのだろうかというものも出ていますよね。
ところが若い時期に聴き狂ったことのない人は、安易なコンピレーションものには飛びつくかもしれませんがそこから先の拡がりがないように思います。

あと、"受動的な音楽好き"にとっての楽しみは、アーティストの先物買いです。あまり注目されていないアーチストにいち早く注目して、しばらくしてブレイクしたりするとそりゃあもう優越感です。
「私が昔から、良いって言っていたでしょ!」
これを言ってみたくて新しいアーティストを聴くのかもしれません。
mF247などの音楽配信事業は音楽を聴く垣根を小さくしてくれそうな気がします。

最近の音楽がらみの記事はリスナーからお金を巻き上げようとしか思えないものが多くてとても残念です(「私的録音録画補償金、制度見直し?——結論は出ず」「iPod課金は賛否両論、補償金制度の廃止にも言及〜文化審議会の小委員会」。音楽を愛してくれる人を育てることがレコード会社の利益につながると思うのですが...
最後にまたmF247から引用です。とても共感した文章です。

「....しかしながら、現に2004年にも100万枚、200万枚といったメガヒットアルバムが誕生している。なぜリスナーは、ダウンロード等で音楽の〈情報〉を集めるだけにとどまらず、好きなアーティストのCDを購入するのだろうか。…それは人により音楽の〈情報〉が〈情報〉のままで終わる場合と、〈情報〉が愛すべき〈作品〉になる場合があるからにほかならない。

 もっと聴きたい、すべて聴きたい、と思う人がCD購入やライブ参加の行動へと移るのである。これは音楽特有の現象ではなく、映画でも小説でも同様でソフトビジネスの根幹でもある。送り手側が〈作品〉と位置付けても、受け手によって感動を覚えるもの、まったく心が動かないものがあり、感動しない人からすれば、観た、あるいは読んだものは〈作品〉としてではなく〈情報〉としてインプットされるにすぎない。しかし、感動した人には大切な〈作品〉に昇華し、心に残るのである。....」

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コメント

私は「ミュージックライフ」派(そんな「派」あるか?)だったのですが、批評を信じて借りてきて何度騙された事か(^^)しかしかなりイイ出会いもしましたよ。そんなアルバムは今でも心に残っています。
>しばらくしてブレイクしたりするとそりゃあもう優越感
激しく同感!あの快感は、最高です。
先見の目があるんだね~なんて言われたりして・・・
そんな快感の蘇る、昔のヤツばかり聴いている俺って いったい...

投稿: shuuma | 2005年8月27日 (土) 07時47分

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