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2006年1月23日 (月)

ヒート・ゴーズ・オン (ボーン・アンダー・パンチズ) Born Under Punches (The Heat Goes On)

昨日はブログの更新でつまずいてしまいました。
今日はしきり直しです。

昨日書きたかったのは、金曜土曜と引っ張ってきたTalking Heads「Remain In Light」のリマスター盤についてなんですよ。

remain-in-light

このアルバムはTalking Headsの代表作というよりロックの名盤としてあげられることが多いですよね。
私がこのアルバムを聴いたのは高校生の時なんですが、友達の松尾君から「これ、すごいよ」と言われたのがきっかけです。それまで、Talking Headsなんて全然知らなかったんですけど、音楽雑誌を覗いてみると、たいがい誉めてあるじゃないですか。それで少ないお小遣いの中から、これを買ってみたわけです。

はじめはピンと来なかったなぁ。それまで聴いていた音楽とあまりに違っていたんですよね。TOTOとかホール&オーツとか好きだったものですから。
でも、もったいないじゃないですか、そのまま嫌いになっちゃうのは。それで必死に何回も聴きました。
あと、進んだロックファンは”こういうもの”を聴くもんだ、とも思ってもいたかな(やっぱ当時はNew Waveの全盛期ですから、背伸びしてました)。

不思議なことに、だんだん良くなってくるんです。当時持っていた安いヘッドフォンでがんがん鳴らしていると、単調なグルーヴが頭と体を直接刺激するというか、情緒的な感覚が入る余地が無くなってしまって、「音楽に身をゆだねる」という状態になってしまうんですね(PILの「Flowers Of Romance」やKing Crimson「Discipline」も似た感覚だったな)。

それからTalking Headsに夢中になってしまって、アルバム全部揃えてしまいました。ただひとつ、今でも残念なのは、ラウシェンバーグがパッケージデザインした「Speaking In Tongues」を買わなかったことです。通常盤よりちょっと高かったんです。

今回のリマスターから話がそれてしまいました。
前も書きましたが、Dual Disk盤の「Dual Disk Brick」というボックスセットをCDとDVDを2枚組にしてばら売りする、というのが今回の”売り”です。
単身赴任状態でオーディオに関してはどのくらい凄いかというのはもうお手上げなんですが(iPodとPowerBookしかないんです)、それで聴いても音の厚みは違うみたいです。
よくリマスター盤は音の分離が良すぎてアナログ盤で聴いた時の感覚とかなり違うことがありますが、これはアナログ盤をグレードアップした感じがします(オーディオマニアの皆さん、ごめんなさい。あくまでも個人的な感想ですよー)。Jerry HarrisonとE.T. Thorngren(びっくり。久しぶり名前見た)、良い仕事してます。

あとお楽しみはテレビライヴの映像が2曲納められていること。動くエイドリアン・ブリューを始めてみました(あの赤いジャージみたいなズボンはなんでしょう。かっこいいのか?)。

今回は「Remain In Light」を手に入れたんですが、他のも少しずつ揃えよーっと。嬉しすぎるよー。

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コメント

この 'Remain in Light' は、David Byrne と Brian Eno 以外は曲の全体像を全く知らされないで単調なフレーズを「これを弾け」って言われて延々と演奏させられたものを Byrne と Eno が曲として組み立てたって話を聞いたことがあります。そんな事できるもんなんですね

投稿: Krush Bros. | 2006年1月24日 (火) 12時19分

こんにちは。
僕が初めて聴いたトーキングヘッズのアルバムが
これでした。
当時のイーノプロデュースものはDEVO、ウルトラヴォックス!、
初期のNW作品やボウイ関連など
僕の中のイメージが勝手にあったので
このアルバムを聴いたときは戸惑い、
そんなに何度も聴かなかったような気もします。
今では凄く好きだしサイコキラーをはじめ、
沢山の好きな曲も増えました。

ところで、僕が好きなオダギリジョーと麻生久美子さんの
テレビドラマが始まって見ていたのですが
なんと麻生久美子さんが
「いーのいーの、ブライアン・イーノ」と言ったので
ちょっとびっくりしました。
蛇足でした・・・。

投稿: SC | 2006年1月24日 (火) 17時43分

Krush.Bros.さん、こんにちは。

その話しは始めて聞きました。でもメンバーは嫌になったでしょうね。
結局このアルバムの後の作品は、Enoがいなくてもやっていけるというのを証明するために作られ印象も少なからずあります。

投稿: るき | 2006年1月24日 (火) 21時31分

SCさん、こんにちは。

SCさんに言われて気づきましたけど、確かにこの作品だけはEnoの他のプロデュース作とは色合いが違いますね。

Byrneとはコラボ作も作ったりしていますから、プロデューサーというより、ヘッズの5人目のメンバーとして機能していたのかもしれません(確かそういう噂もあったなぁ)。

投稿: るき | 2006年1月24日 (火) 21時36分

はじめまして、TBありがとうございました。
僕がトーキングヘッズを知ったきっかけは、このアルバムでした。名盤だと言われているし、ジャケットもインパクトがありますし(当時の最先端技術??)。個人的には「Speaking in Tongues」の方が好きなのですが、コンセプチャルな「Remain In Light」もやっぱり捨てがたいです。

「Dual Disk Brick」というのは初めて耳にしました。

投稿: yoshi | 2006年1月24日 (火) 21時51分

yoshiさん、こんにちは。
「Speaking in Tongues」も良いですね。いずれリマスター盤出てくるでしょうから、楽しみです。

投稿: るき | 2006年1月24日 (火) 22時54分

TALKING HEADS バックカタログのリマスターデュアルディスク、'Speaking in Tongues' 以降のタイトルも2/14に一斉リリースみたいですよ

http://idealcopy.american-data.net/Merchant2/merchant.mvc?&Screen=CTGY&Category_Code=Pre

投稿: Krush Bros. | 2006年1月27日 (金) 18時17分

Krush Bros.さん
耳寄り情報ありがとうございました。

いやぁ、燃えてきました。いっぺんに全部欲しいんですけど、一枚ずつ揃えていこうと思います。うれしー。

投稿: るき | 2006年1月30日 (月) 22時09分

リマスター盤出てたんですね~ 僕もこのアルバム持ってますよ★ 
僕も変な服着て歌ってる映像見たことあります(笑)NWだからファッションも前衛的?
ニュー・オーダーBOXの記事にコメントありがとうございました! あと勝手ながらリンクしちゃいました。不都合がございましたら何なりと(^^;

投稿: しょーた | 2006年2月 5日 (日) 17時26分

しょーたさん、こんにちは。
昔は結構すごかったんですよ、このバンド。

でも日本盤の再発はあるかなぁ。もっと盛り上がって欲しいんですけど。
リンクありがとうございます。また遊びに行きます。

投稿: るき | 2006年2月 5日 (日) 23時13分

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