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2006年4月29日 (土)

ザ・ヤー・ヤー・ヤー・ソング The Yeah Yeah Yeah Song

フィッシュマンズの「宇宙 日本 世田谷」のショックからなかなか抜け出せない毎日です。

でも今日はThe Flaming Lipsの「At War With The Mystics」をいってみます。

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私が彼らを聴き始めたのは(わりと多くの人がそうだと思いますが)、稀代の名作「The Soft Bulletin」からです。それまでは全く知らなくて雑誌の批評でえらく誉められていたので買ったのだと思います。
聴いてみるとホントに凄かった。エコーの効いたラウドなサウンドにとても美しいメロディがのっかっていて、おまけにボーカルはなよなよなんですよ。アルバムを通しての統一感もありコンセプトアルバムっぽい雰囲気さえあります。

おおげさですけど、私にとっての90年代を締めくくるにふさわしいアルバムと思いました。

そして今回のニューアルバムです。前作の「Yoshimi Battles The Pink Robots」は売れたらしいし高評価だったようですが、私には物足りない出来だったんです。「The Soft Bulletin」の延長線上の作品をどうしても期待してしまうんですよね。

今回も「The Soft Bulletin」は越えられませんでした、当然かもしれませんが。

でも面白い仕上がりです。

彼らの作品はとても紹介しにくいのですが(「孤高の存在」、なんですかね)、一聴したところ、手触りはアナログ、でも感覚は現代とでもいいましょうか。

なんというか70年代のトッド・ラングレン風な音作りなんです。「魔法使いは真実のスター」に近い感覚かなぁ。ドラムやベースの音なんかはつぶれていて(わざとでしょうけど)ぐしゃっとしています。コーラスワークとかエフェクトとか一昔前というか二昔前のものですけど、曲として聴くとちゃーんと2006年の音なんですよね、不思議なことに。

美しいメロディの曲やポップな(というかのんびりした)曲が多いところもトッド風です。

歌詞は一見したところふつうのラヴソングは皆無。うーん、内容は....よくわかりませんね。

聴いているうちに好きになってしまうタイプのアルバムかもしれないな、案外。

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