ニュー・ラウンド New Round
Beckの新譜「The Information」です。
第一印象は「聴きやすくなったなぁ」
こんなに聴きやすいのは初めてかも。別に曲がつまんないとか、アレンジが平凡とかではないんですよね。いやな言い方をすれば「時代が彼に追いついた」でしょうか(「Let's Dance」出した頃のBowieのキャッチコピーもそうだったよ、確か)。
glasshouseさんとはちょっと感想が違うんですけど、私が一聴した感じはとってもスムースな印象です。今までのアルバムのように耳に引っかかる感じもあまりありません(妙な音は相変わらずたくさん入っているのにもかかわらず)。というより私にとっては”耳障り”がいいんだな。聴いててキモチ良いんですよね、実際。ここにこういう音が入っていると気持ちが良いだろうなぁ、というところにそういう音がちゃーんと入っていたりするんですよね(この感覚わかります?)。反論多いと思いますがオルタナティブのスティーリー・ダンと言ったら言い過ぎでしょうか(言い過ぎでしょうね、すいません)。
気合いはかなり入っているんですが、気合いの入れ方を変えたような感じでしょうかね。ナイジェル・ゴドリッチの影響?それともプレッシャーが無くなったのかな。
アッパーな作品とダウナーな作品を交互に発表するというBeckの法則もついに破ってしまいました。「Odelay」パート2であるかのような前作の「Guero」を発表しちゃって「別にいつも新しいことやることないかもしれないなぁ。好きなことを得意技でやっちゃえばいいんだよね」とか何とか思ったんじゃないでしょうか。
私は大好きですよ、この作品。モノが良ければいいんですよ。でもおまけのDVDはちょっとね(どれがミッシェル・ゴンドリー?)。これはやっぱりおまけだなぁ。
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