センシュアス Sensuous
もう言ってしまいましょう。Corneliusの新譜「Sensuous」、今年のナンバーワン決定です。
集中的に聴いてます。素晴らしい出来なんですよ。「音楽を聴く」というよりも「新しい体験」というのは言い過ぎでしょうか。
これを聴いて思うのは、”全ての音に対して平等”なんだなぁ、と言うことですね。全ての楽器が鳴らす音はおろか、ノイズ、自分のヴォーカル、さらには”歌詞”を形作る母音、子音にまで、平等。
既存の音楽を解体し、再構築しているわけです。前衛的と言っていいかも。でもとても聴きやすく、かつ、ポップなんだな、驚くほどに。ここが小山田圭吾の凄いところでしょうね。
同じような手法でトータスやステレオ・ラブが思い浮かびますが彼らの場合は”ポップ”とは言いにくいかな(そういう方向に持っていこうと思ってないのかもしれませんが)。
あと私が思うだけかもしれませんけど、手触りは(あくまで「手触り」、ね)幸宏さんの「Blue Moon Blue」に似ていませんか?
精神はパンク、手法はテクノ、聴けばポップ。Corneliusに駄作無し。いやー、良いもん聞かせてもらいました。
※あと、提案なんですが、今度のツアーをライブアルバムで発表してみてはどうでしょう(DVDも可)。21世紀の「Public Pressure」になりそうな気がするんですが。
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コメント
私も昨日、記事をアップしたのですが、なかなかの出来で、聞き入っちゃうんですよね。
そして、なんだか耳に自然と届く感覚になるんです。何回リピートして聞いても疲れないでしょうね。多分(^^)
音の間のバランスが絶妙です。
TBもさせて下さい。
そうそう、以前るきさんに「バトン」をお願いしたんですが、
お暇な時に是非お願い致します。ではでは!
(かる~く考えていただいて結構ですからね)
投稿: shuuma | 2006年11月 8日 (水) 11時24分