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2007年3月14日 (水)

永遠に回り続ける骸骨家族の歌 Chant of the Ever Circling Skeletal Family

David Bowie再入門、なのであります。

B2

紙ジャケCDが発売されたので、LPでだけ持っているものを何枚か購入してみました。今日はその中から「ダイアモンドの犬」についてちょっと書いてみます。

久しぶり聴いた。何年ぶりかな。もしかしたら21世紀になって初めてかも。とても良いね。
私が思うに、このアルバムはBowieの数ある作品中、最も完成度が高いのではないでしょうか。聴きはじめてしまったらつい最後までいってしまいますね。
あらためて聴いてみたらPrinceの「パープルレイン」と似てるように思いました(全体の構成とクレイジーな感じ)。曲調はもちろん全然違うのですが、「This is genocide !」とBowieが叫ぶ導入部といい、要所要所にポップな曲を配してツボを押さえているところなんかも雰囲気が似てるような気がするんですけどね。あとトータルアルバムにありがちな(計算されつくして作られているがゆえの)何となく線の細い感じはやはPrinceの「パレード」に似てるようにも思えました。

「Bowie聴きたいけど、何から聴いたらいいかな」という初心者の人がいたら、私は迷わずこのアルバムを勧めるでしょう(「最新作を勧める」という自分ルールからははずれますが)。常軌を逸した感じをキープしつつも、かなりポップなんですよね。

私がこのアルバムを聴いたのは確か後追いで80年代だったかしら。当時は「かっちょいいな」くらいにしか思ってなかったですが、40台になって改めて聴くとまた違う感慨がありますね。今回、思ったのは「このヒトSFにかぶれすぎじゃないの」っていうことです。ホントすぐ影響されちゃいますね、いろんなものに。90年代の「アウトサイド」は「ツインピークス」の影響ありありだったし(あの続きはどうなったんだ?)、この「すぐかぶれちゃう」ところはこのヒトの持って生まれたものでしょうね。大昔のロッキン・オンにブライアン・フェリーさんへのインタビューで「Bowieはいつもきょろきょろしている」と語っていたのを思い出してしまいました。

あとこの頃の曲の邦題ってなんかとても良いな。「永遠に回り続ける骸骨家族の歌」そのまんまの訳ではありますけど、うーん、最高ですね。

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