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2007年5月31日 (木)

ネヴァー・レット・ミー・ダウン・アゲイン Never Let Me Down Again

アップル、iTunes Plusを発表-高品質のDRMフリーの楽曲を全世界のiTunes Storeで提供

がついに現実となったその日にこんなニュースを目にしなければならないとは....(報道は5月25日です)

<音楽保存サービス>ストレージ利用は著作権侵害 東京地裁

日本の音楽はいったい誰のモノなんでしょうかね。今回はだめってことになったとしてもさ、私が思うに、今後ブロードバンド環境が進んでくると個人が同じようなことをやり始めると思うよ。ま、アンダーグラウンドでやれってことかね。

ユーザーをコケにしてるよな。時代に逆行してるって事がどうしてもわからんみたいね、「日本音楽著作権協会(JASRAC)」様は。

日本の音楽業界にはジョブスのような志の高いヒトはいないってことがよーくわかりました。

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クール・シング Kool Thing

とても、とても、このガジェットが欲しいです。Palm Foleoというらしいです。

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出張の時、最近は年のせいかMacBookが重く感じるのです(実際重いか)。Google依存度が高い今日この頃でありますので、スペック的にはこれで十分じゃないかな。インプットメソッドとしてeg bridge(またはATOK)が動いてくれれば最高なんだけど。

日本でのpalm取り扱いってすでに無くなっていたんじゃなかったかな....当分無理でしょうか。

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トライ・サム・バイ・サム Try Some, Buy Some

というわけで、若冲展でのお買い物です。

当然、プログラムは入手しますよね。

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その中からプリティな「釈迦三尊像」です。ありがたや〜。

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次は絵はがき。「動植綵絵」30枚だよ。ずら〜。

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これ、なんて言うんだっけ。B5の書類入れ。

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手ぬぐいを5種類まとめ買い。掛け軸っぽく飾りたいです。

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最後にTシャツ。これで今年の夏は差をつけよう。

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でもちょっと買いすぎかなぁ。

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2007年5月29日 (火)

チャーム Charm

先週の東京出張に引き続き、今週は京都へ出張でした。

研究会は土曜日午後から夜までみっちりだったのですが、翌日の日曜日はフリーだったので、かねてより楽しみにしていた相国寺で開催された「若冲展」に行ってきました。

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朝10時より開場だったのですが、ちょっと遅れて10時30分に到着したところが、なななんと、「80分待ち」で大量の人間が列をなしているではないですか!
ちょっと躊躇しましたが、もう次はないんだから、と覚悟を決めて最後尾に並びました。また5月というのにこの日が暑くてね。

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いやいやもう大変。当日券を買うまでが約90分。そこから実際に「動植綵絵」にたどり着くまでさらに120分。死ぬかと思いましたよ。先週のダ・ヴィンチの「受胎告知」なんかかわいいものですよ。

あふれ返るヒトの列に続いて館内に入るとまずは水墨画コーナーです。巨大な襖絵の数々「鹿苑寺大書院障壁画」もここに展示されています。素人としては「水墨画」となるとちょっと構えてしまうのですが、若冲の場合は威圧感がないというか非常にやわらかいというか柔軟というか....いいんだよねぇ。大きいだけあって迫力はすごいのですが、なんとなく和んじゃうんだなぁ。

水墨画コーナーから並ぶことさらに1時間くらいかな、やっと「動植綵絵」と「釈迦三尊像」の間に到着しました。もうこの時には精根尽き果てていたのですが、中央に3幅の「釈迦三尊像」、それを取り囲むように30幅の「動植綵絵」がバーン。砂漠にオアシスとはこのこと。感激したなぁ。

圧倒的迫力。絢爛。でもしなやか。胸に迫ります。

天才なんだと思うな、若冲って。でも天才にありがちな慢心というか「ちょっとここは手を抜いちゃおう」的なところが全く見られないところがまたすごいよな。絵の隅々まで気の入れ方が均等。

水墨画では構図の大胆さが際立つけれども、「動植綵絵」もね、やっぱ構成がすごいんだわ。「牡丹ってなんて美しいんだ」と思ったら画面いっぱいをたくさんの牡丹で満たしてしまう。「梅!」と思ったら小さな梅の花をこれまた大量に画いてしまうわけです。もうちょっとアクセントなり、空間を生かすと良いんじゃないの、とかいう平凡な考えは持ち合わせていないんでしょう。
そういう絵を前にしてしまうとこちらとしては「あぁ、梅....」とその濃密さに身を委ねてしまうしかないわけですね。

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「動植綵絵」と「釈迦三尊像」を見終わると当然がっくり疲れてしまったわけですが、怒りの感情がむくむくと湧き上がってきました。
「この俺様をこんなに待たせやがって!」

その怒りがミュージアムショップで爆発!冷静さを忘れて
「ちくしょう、これも買ってやる!」「あれも買ってやる!」と1万円以上の散財してしまいました。もう相国寺の思うつぼってやつですね。


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2007年5月25日 (金)

シークレット・ワールド Secret World

この前の日曜日はレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」を鑑賞したわけですが、午後からはお台場まで足を伸ばしてグレゴリー・コルベールの「Ashes and Snow」を観てきました。

グレゴリー・コルベールというヒトは写真家の範疇に入るのかな?見たことのないような風景を写真で表現するようなアーティストです。

こんな写真とか....

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とかですね。

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既存の美術館を使うのではなくて、お台場にコンテナを積み上げて作った(この展示のためだけ)美術館で公開されています。ノマディック美術館というのだそうですが結構巨大な建物なんですよね。

会場では巨大な写真の展示されてました。うーん、不思議で美しい世界。合成などは全くされてないそうです。つい引き込まれてしまいます。
写真と同時にフィルムも公開されていたのですけど、これを見るとちょっと写真の印象が変わってしまいました。フィルムそのものはとっても良くできていて写真では伝えきれない「空間」までもがよく見ることができたのですけど、なんか演出が堂には入りすぎていて(あまりにもでき過ぎていて)、「商品」という感じがしてしまったのですね。言い方を変えると「ハリウッド的」とでもいうか....そう感じたヒトは少ないかもしれませんが私はちょっと違和感を覚えてしまいました。

これだけの作品を創り上げるためには、おそらく個人の力ではむずかしいだろうなぁ。グレゴリー・コルベールが指揮をとったにしろ、いろんなスタッフが必要でしょう。ましてやかなりの資本力がないと無理じゃないかしら。と思ったら「ロレックス」がスポンサーについているようです。

とは言うものの、この世界観、ワタクシ嫌いじゃありません。実は今回の展覧会の数カ月前に写真集はゲットしておいたのでした。結構お高く、1万円以上しましたが、とっても凝ったつくりの写真集なんですわ。時々眺めては「にやり」としています。

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こんな写真が合成じゃないんだからなぁ、すごいよなぁ。

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2007年5月22日 (火)

スーパースター Superstar

イタリアからスーパースターの来日で日本騒然、です。
その名はレオナルド。

サッカー選手ではないですよ。そう、レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」、日本初お目見えです。

19日土曜日は東京出張だったので翌日20日に上野の東京国立博物館へ行ってみたのです。混雑はあらかじめ予想できましたからちょっと早めにホテルを出て開館前の9時10分くらいには到着したのです(開館は9時30分)。
でもすでに沢山の人が並んでましたよ。

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警備とか誘導とかは割としっかりしていたので開館とともに特に混乱もなく(たった)1枚の絵画を観ることができました。第1会場に「受胎告知」1枚が飾られていて、第2会場からはレオナルドの生涯とその仕事について展示してありました。第2会場はレオナルドの作品というよりは手記などに残るいろいろな研究を模型で再現したものがほとんどで「美術館」的というよりは「博物館」的な展示でした。

「受胎告知」を「鑑賞した」というよりもとりあえず「観た!」といった感じでしょうか。作品はとても素晴らしいと思いましたが、感動に浸る余韻には乏しかったです。あと宗教画のお約束的なことがよくわからないのでプログラムとともに「ブルータス」を購入しました。こういう本を眺めているとまたあらためて「受胎告知」を観たくなってしまうなぁ。

プログラムです。

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ブルータスでお勉強、お勉強。

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2007年5月17日 (木)

プログレス Progress

Googleのアプリケーションを使いながら思うんですけど、それぞれのソフトは完成品ではないんですよね。

もちろんWindowsとかMacのOSやいろんな売ってるソフトも日々アップデートしていくわけですが、こちらが能動的にアクセスしてアップデートするか、自動のアップデートをOnにしておかなければなりません。また、メジャー・バージョンアップの時は(10.4のtigerから10.5のleopardへとかね)お金を払わねばなりません。

ところがGoogleのソフトでは知らない間に便利な機能が加わっていたりすることは日常よくあることなんですが、それをいちいちバージョン2.0とかなんとか謳うわけではないんですよね。

常に未完成なGoogleのアプリ、完成することはおそらくないであろうGoogleのアプリ。これって新しい価値観かもしれないですね。

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2007年5月16日 (水)

ザ・ダル・フレイム・オブ・デザイア The Dull Flame of Desire

ビョークの「Volta」、今日は3曲目の「The Dull Flame of Desire」です。

この曲がこのアルバムのハイライトと断言してしまいましょう。ボーカルとブラスとドラムでつくりあげられたこの曲。ギターもベースもありません。シンセの刺激的な音もありません。
壮麗なブラスに導かれてビョークの厳かなボーカルでこの曲は幕を開けます。そしてアントニーの透き通った凛とした声が絡んでくるんですよね。ホント、アントニーの声は素晴らしいよ。

で、その火花散るボーカルの後ろでは静かにドラムが聴こえ始めます。二人の心臓の鼓動のようでもあります。

二人のボーカルが頂点に達したとき、アントニーの声が去り、そしてビョークの声がぶっきらぼうに終わります。けれどもドラムは二人の胸の高鳴りの余韻としてビートを刻み続けるのです。

このドラムがとても素晴らしい。野卑であるけれども品があるというかね。この曲をふくらみのあるものにしているのはこのドラムによるところが大です。クレジットを見るとブライアン・チッペンデール。ライトニング・ボルトというバンドのヒトらしいです。今月号のロッキング・オンのビョークインタビューによると

....というのも、リズムに関しては随分沢山色んな試みをしてみたんだけど、全部ボツにしちゃったの。なぜかって言うと、プログラミングされたドラム・ビートを用いて、凄く巧いものが作れた、とその時は思っても、結局どれもみんなウソっぽくて、このアルバムにはどうもしっくり来ないのよ....

うーん、なるほど。この2曲あとに「I See Who You Are」というこれまた秀逸な曲があります。アルバムの最後にはこの曲のボーナストラックとしてMark Bell Mixが付いているのですが、いかにも「プログラムされた」ミックスなんだな。これはこれで「Post」の頃のビョークみたいで良いんだけれど、ちょっと物足りないんだよね。おそらく「The Dull Flame of Desire」もプログラムされたビートから人力ビートへ置き換えられたんではないかな。

いろいろとうだうだ書いてきましたけどなんかもどかしいなぁ。とにかくこの曲を聴いてよ!という感じですよ。ほんと鳥肌立つほどジーンとしちゃうんです。できたら、次のシングルはこの曲で行って欲しい。

ただね、歌詞はあまりに格調高くてちょっとぴんと来ないんですけどね。アンドレイ・タルコフスキー「ストーカー」に登場するフョードル・チュッチェフの詩を引用したらしいんですけど.....

あなたの瞳がいとしい、愛する人よ
その壮麗に煌めく火が
ふと視線をこんな風に上に向けて
抱擁するかのような一瞥をこちらに投げかける時の
それは空で光る稲妻にも似て
けれどそれにも勝る魔力が宿っている
わたしの愛する人が視線を落として
情熱のキスによって全てに火が点された時
目を覆うまつげの隙間から
わたしには欲望の緩慢な炎が見える

そして4曲目はこの格調高い曲から一転してポップに舵を取り直していくのです。

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2007年5月15日 (火)

ブリリアント・ディスガイズ Brilliant Disguise

森村泰昌「美の教室、静聴せよ」を見に熊本市現代美術館に行ってきました。

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森村泰昌さんといえば、名画に自分自身が扮することで知られていますよね。私もその程度の知識しかなかったのですが、とりあえず出かけてみました。

この展覧会は、「美の教室」で森村先生の授業を受ける、という趣向なのです。チケットを買って中に入ると、そこは小学校の教室のようであり、ブラウン管の森村先生からこの展覧会の趣旨の説明があります(このセクションが「ホームルーム」ですね)。そして昔懐かしいわら半紙をわたされました。その中に「時間割」が記してあります。そしてイヤホンガイドとともに「美の教室」のスタートです。

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ここにあるように森村先生が扮した絵画をイヤホンガイドとともに見て回るのですが、これが結構分かりやすくてよかったですよ。自分の好きなように見ることができないのが嫌と思う人もいるかもしれませんが、予備知識の無い私にはとてもありがたかったですね。
でもなんだか妙な気分です。例えば、レンブラントの自画像の変遷について森村先生が解説してくれるのですが、目の前にあるのはレンブラントの自画像ではなくて、”森村先生が扮した”レンブラントの自画像なのです。いったい自分はいったい何を見ているのかよく分からなくなってしまうのです。

最後の「放課後」はそれまでとは様子が違っていて三島由紀夫を模したパフォーマンスの映像を見ることができます。きっとこれは森村泰昌の新たなステージなんでしょうね。今後どういう活動をしていくのかとても楽しみになりました。

全体を「時間割り」通りに見て回ると、森村泰昌というヒトが何を考えてこういう変わったことをしているのかよくわかる(ような気がする)しくみになっている展覧会でした。

「変なこと(本人はそう思っていないのでしょうが)を一生懸命やり続けていると、結構たいしたものになっちゃうんだな」と素直に感心です。楽しかったし行って良かったな。

最後にちっちゃな卒業証書をいただきました。かわいい。

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2007年5月14日 (月)

アップグレイド・ユー Upgrade U

ちょっとしつこいですけど、久しぶりにまたビヨンセねたです。

ビヨンセの「B'Day Deluxe Edition」は作品としてはいったいどうなのか?

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前回おまけのDVDについてちょっと書きましたけど、今日は本体のCDについてちょっと書いてみます。

通常盤の「B'Day」とは曲順が全く違うし、新曲が大量に追加されているので「B'Day」のanother versionと考えたほうが良さそうです。このアルバムが発売された背景には通常盤「B'Day」がバカ売れしたという事実があるからというのは間違いないでしょうね。

それではこの2枚のアルバムはどう違うのか?
今回増えた曲は割りと”聴きやすい”わけですよ。アレンジも突飛でなく、曲としての体裁も整っているから、通常盤でのとんがった感じが良い塩梅で薄まっているんですな。でも「Deluxe Edition」で加えられた曲はいかにも「これは没テイク」というのは全くありませんから、”薄まった”という表現はちょっと違うかな。”アクセントをつけた”感じかな。ですから通常盤を聴いて「これちょっときついわ」と思ったヒトにも結構いけるかもしれません。

今回付け加えられた曲は、おそらく通常盤の曲と同時に録音されているんだと思いますがどうしてお蔵入りしたのかな。聴きやすい曲が多い分「Deluxe Edition」の方が一般受けはしやすいと私は思うんですけどね(私としては「攻め」の通常盤の方が好きですが)。結局のところ理由は本人に聞いてみないと判りませんが、当時は結構フラストレーションが溜まって気持ちが攻撃的だったんじゃないかな、と邪推したりしてます。フラストレーションの原因は例の映画じゃないかなと思ってるのは私だけでしょうけど....

「通常盤」と「Deluxe Edition」、どちらを買っても正解。たくさんの人にこのアルバムを聴いてもらいたいな。

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2007年5月12日 (土)

ワーズ・ウィ・ネヴァー・ユーズ Words We Never Use

「セレブって言葉、安っぽくなったよね」
一緒に住んでるヒトがテレビを見ながらつぶやいていました。

あぁ、確かにね。最近じゃテレビで「セレブ」って聞くとなんだか小金を持ったおやじとか品のないおばさんをイメージしてしまいますからね。ホントの「セレブ」はテレビになんか出てこないから。これって言葉の誤った使い方と使いすぎによるインフレだよな。「悪貨は良貨を駆逐する」とは正にこのことでしょう。

あと「グルメ」は完全アウト。今じゃ恥ずかしくて使えません。

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2007年5月11日 (金)

ワンダーラスト Wanderlust

とにかく今はビョークの「Volta」ですね。もうこればっかり聴いてます。やっぱり良いなぁ。ただ、はじめに予想していた感じとは多少違いますけど。

アルバムの1曲目はリードシングルの「Earth Intruders」です。シングルとして聴いた時はビョークが”こちら側”に帰ってきた!と思いましたが、アルバム単位で聴くとちょっと様子が違います。単純に”ポップ”で”アッパー”なアルバムとはとても言えないんですよね。

2曲目は「Wanderlust」なんですが、チープなシンセをバックにビョークが素直に歌い上げる”聴かせる”1曲なんです。メインのヴォーカルにトリートメントはされていないようだし、アレンジも結構シンプル。ホーンセクションのアクセントが効いてます。つまり、まぁ、ひねりが無いわけですが、かえって曲の良さが際立つんですよね。しみじみの1曲です。

歌詞もひねりが無いといえばひねりなしです。まさにビョークそのもの。でも911以降の時代を象徴するような内容でしょうか。ココロにしみます。

わたしはこの港から旅立つ
都市に別れを告げて
ここの住人たちはあまりにも神にご執心で
彼らの善悪の基準に我慢がならないの
わたしは自分の起源を失ってしまったわ
でももう二度と見つけ出したくはない
むしろ自然の法則のただ中に漕ぎ出して
海原の手足に抱かれていたい

抑えられない放浪欲!
容赦なくかきたてられる放浪欲
厚い層をはぎ取ってゆくの
芯に辿り着くまで
こんな展開をわたしは想像していたかしら
望んだのはこういう結果だったかしら
それでもなおわたしは満たされないのだろうか
.....


そして「Wanderlust」に続く「The Dull Flame of Desire」が私にとってのこのアルバムのハイライトなのでした。

また続きを書きますね。バハハイ!

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2007年5月10日 (木)

アンラヴド・チルドレン Unloved Children

朝テレビをつけていると自然と芸能ニュースに目が行ってしまいますが、アレはちょっとどうなんでしょう。

モーニング娘。のミニモニ。だった二人がおじさんと旅行に行って解雇されたり、妊娠〜結婚したりとかいうことです。なんかとても居心地が悪い気分にさせられるというか、とにかく「気持ち悪い」んです。ついこの間までコドモだったのにどんどんいびつに成長してるその過程がね。
おそらく本人達はよく判ってないでしょうし、保護者であるはずのスタッフは無責任さにはびっくりしますよ。

だいたいスタッフが「親御さんからお預かりしました」的な謙虚さにかけてるんじゃないでしょうかね。何にもわからないコドモをちやほやしてオトナの金もうけのためにいいように使ってさ。とにかく無性に「気持ち悪い」。

関係ないけど「もーにんぐむすめ」と入力して変換したら句読点付で「モーニング娘。」と出てきました。「みにもに」もきちんと変換できました。なんかこれも哀しさを増幅させてしまう出来事ではあります。は〜脱力。もう入力することも無いだろうけどね。

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2007年5月 9日 (水)

ビョーク・ポッドキャスト Bjork Podcast #1, 2, 3, 4, 5

ビョークのVideo Podcastが出ていた!

定期購読している「CloseBox and OpenPod」で知りました。
今、仕事場なのでとりあえずこっそりダウンロード。

どうせ英語判らないけどさ、やっぱ持っておきたいじゃない。

あとでこっそり見てみよう。

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2007年5月 8日 (火)

いつか王子様が Someday My Prince Will Come

いやいや連休終わりましたね。

連休後半は2泊3日であちこち回りました。今回の成果の一つは蜷川幸雄の「恋の骨折り損」鑑賞です。北九州芸術劇場です。

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シェイクスピアですよ、ニナガワですよ。自分でも以外なほど面白かったなぁ。
出演はオールメール(出演者はすべて男性です)だったせいか、客席は8〜9割は女子の方々でした。カーテンコールの時は観客のヒト(もちろん女子)が興奮して前に出ていって係員のヒトに止められてましたよ。
芝居は喜劇です。お姫さまにふんする男優さんはみんなハンサムぞろいですから、女装だけで笑いをとるのとは訳が違います。脚本、脚色、そしてもちろん演出がよかったんだろうな、と思います。

北村一輝さんが主演だったんですがかっこよかったですよ。そしておかしかった。私のこれまでの印象ではどうも「ホストっぽい」とか「やくざっぽい」イメージしかなかったのですが(だってそういうカッコさせるとすごくよく似合うからなぁ)ちょっと考えを改めました。お姫さまお付のロザライン役内田滋さんも熱演でした。とか書きはじめるとキリがないくらいどの役者さんも芸達者でとてもよくできた芝居だったです。

上演時間は休憩も含めると3時間ちょっとくらいだったのですが全くだれることなく最後まで楽しみました。やっぱりたまにはお芝居も良いものです。

公演プログラムから「いいオトコさん、いらっしゃ〜い」の図。女子がうるさいわけだ。

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2007年5月 3日 (木)

ヴォルタ Volta

ビョーク「Volta」手に入れました。

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特殊ジャケットで観音開きで開けるようになっているのですが、ここにビョークのシールが貼ってあるのですよ。どうしてこんなことするの?もうそーっと開けましたよ。そうすると....

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いらっしゃ〜い。

ちなみにレーベルです。

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ブックレットの写真はかっちょいいっすよ。音に関してはまた後日〜。

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2007年5月 1日 (火)

アース・イントゥルーダーズ Earth Intruders (Music Video)

ビョークのニューアルバムの発売が迫ってきました。「Earth Intruders」のMVをiTSからゲットしました。

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紙芝居というか幻灯機というか、シルエットになったアフリカなダンサーが画面を横に流れていって、そこに目を閉じたビョークの顔面が重なるという趣向なのです。
リズミカルで曲に合ってはいるのですが、予想していたものと違ったのでちょっと肩透かしでした。
何を予想していたかというと、最近いろいろ出回っているこういう姿のビョークなんですよ。別の曲のMVなんでしょうかね。

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アルバムは明日発売!即日ゲットしますよ、当然。

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