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2007年5月15日 (火)

ブリリアント・ディスガイズ Brilliant Disguise

森村泰昌「美の教室、静聴せよ」を見に熊本市現代美術館に行ってきました。

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森村泰昌さんといえば、名画に自分自身が扮することで知られていますよね。私もその程度の知識しかなかったのですが、とりあえず出かけてみました。

この展覧会は、「美の教室」で森村先生の授業を受ける、という趣向なのです。チケットを買って中に入ると、そこは小学校の教室のようであり、ブラウン管の森村先生からこの展覧会の趣旨の説明があります(このセクションが「ホームルーム」ですね)。そして昔懐かしいわら半紙をわたされました。その中に「時間割」が記してあります。そしてイヤホンガイドとともに「美の教室」のスタートです。

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ここにあるように森村先生が扮した絵画をイヤホンガイドとともに見て回るのですが、これが結構分かりやすくてよかったですよ。自分の好きなように見ることができないのが嫌と思う人もいるかもしれませんが、予備知識の無い私にはとてもありがたかったですね。
でもなんだか妙な気分です。例えば、レンブラントの自画像の変遷について森村先生が解説してくれるのですが、目の前にあるのはレンブラントの自画像ではなくて、”森村先生が扮した”レンブラントの自画像なのです。いったい自分はいったい何を見ているのかよく分からなくなってしまうのです。

最後の「放課後」はそれまでとは様子が違っていて三島由紀夫を模したパフォーマンスの映像を見ることができます。きっとこれは森村泰昌の新たなステージなんでしょうね。今後どういう活動をしていくのかとても楽しみになりました。

全体を「時間割り」通りに見て回ると、森村泰昌というヒトが何を考えてこういう変わったことをしているのかよくわかる(ような気がする)しくみになっている展覧会でした。

「変なこと(本人はそう思っていないのでしょうが)を一生懸命やり続けていると、結構たいしたものになっちゃうんだな」と素直に感心です。楽しかったし行って良かったな。

最後にちっちゃな卒業証書をいただきました。かわいい。

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