2007年8月24日 (金)

レディ・ドント・マインド The Lady Don't Mind

酒井順子さんっていいわ〜

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一緒に住んでる人が「FRau」(いわゆる女性誌ね)を買ってきていたので、「ふーん」と思ってぱらぱらやっていたら、特集の巻頭に酒井さんのコラムがあったのですよ。別になんてことない文章なんですが、なんというかしみじみと良いのですよね。「どこがいいの?」と言われるとちょっとこまるのですが、なんか、「良い」んだな。

以前「負け犬の遠吠え」を読んだ時から好感を持っていたのですが、なんか佇まいが上品で素敵じゃないです?こういうヒトが知り合いだったら楽しいだろうなと思っちゃいます。

今回の「FRau」、酒井さんのコラムで質がワンランクアップです。

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2007年3月19日 (月)

ライク・ア・ローリング・ストーン Like A Rolling Stone

けっこう新し物好きかも、私。

表紙につられて「ローリングストーン日本版」をさっそく購入してみました。

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あーっ、中途半端だわ。残念ながら。
アメリカの「Rolling Stone」誌がイメージにあるのでもっと硬派な雑誌かと思いましたよ。でも中身は20代前後の若者(オトコ)をターゲットにしたと思しきファッション記事が多過ぎ。広告費を取るためだか何だか知らないけど、なんだかなぁ、という印象消えず。

あとはね「翻訳しました」って感じの記事のそこはかとないもどかしさはどうもならないものなのかな。日本展開するときの宿命なのかもしれないけどさ。なんかすっと入ってこないんだよね。

それとさ、もしかしたらさ、あんまり音楽のこと好きじゃないんじゃない?編集長。このままじゃ厳しいかもよ。

ただきらりと光るインタビュー記事もあって無視し難いところもありですな。ベストはJBの追悼記事でしょう。

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その中の一文から
「俺は怒りを抱え込んだりはしない。神さまの裁きを信じているからな。正義は存在するんだ。そうじゃなきゃ、ここまでやってこれなかった。レコード会社やDJから相手にされなくなっても、トップ10チャートに俺の曲が入らなくなっても、そんなことはどうでもいい。だって、神様だけは俺と同じくらいジェームス・ブラウンのことをお見通しなんだからな。西暦3000年になったら、誰もジェームス・ブラウンのことなんか覚えちゃいないだろう。今のあんた方はジェームス・ブラウンがどんな人間なのか、わかった気になってるかもしれない。だがね、本当のことを知ってるのは、神様と俺だけなんだよ」
かっちょいい〜。いろいろエピソードの絶えない人でしたが、信念の人だったんですね。

あと高橋幸宏さんのインタビューも載ってました。
やっぱりダンディーだね。ジローラモ系のちょいワルおやじなんかよりも数倍セクシーと思います、ワタクシ。

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次号はどう出てくるんでしょうか。面白いインタビューあったら買うかもしれないけど....

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